名言?それとも迷言?なろうの面白い名場面を紹介する

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19/5/22更新

誰でも投稿できる小説家になろう。

熱い情熱によって執筆される小説は時に信じられない名場面を生み出します。

名文とも迷文とも読む人によって評価を変えますが、その文章に等しく言えることは、執筆者の情熱がこれでもかと込められていることです。

文章的な技法や定石に拘らない一般人だからこそ生まれる名文はなろう系小説の大きな魅力の一つです。

この記事ではそんな執筆者の熱いパッションが込められた名文を紹介します。

職業:神

「勇者の皆様には先ほど話したように、この世界の人より遥かに能力が高いはずです。
ステータスカードをお渡ししますので血を一滴カードの裏にある魔方陣に付けてください。
魔方陣に血を付けたら、表に自分の名前が出てくるはずです。そしてステータスオープンと言ってください。
そしたら自分のステータスが確認できます。あ、他には身分証明書などにもなりますから必ず無くさないでくださいね」

「「「「ステータスオープン」」」」

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石崎優汰 15歳 レベル∞

職業:神

HP:∞

MP:∞

攻撃力:∞

防御力:∞

素早さ:∞

命中率:∞

魔法攻撃力:∞

スキル:言語理解・神鑑定・神隠蔽・偽装
    聖魔法LvMAX・暗黒魔法LvMAX
    空間魔法LvMAX・創造魔法LvMAX
    召喚魔法LvMAX…atc

やりすぎatc。

皆さんは能力が高いはずですからまさかの神。

確かに遥かに高い能力値ですね。

でもここまで振り切れちゃってると逆に清々しいですね!!

個人的には神隠蔽と偽装の違いが気になります。

偽装に神がついていないのは何かの伏線なのでしょうか?

ステータス∞主人公の異世界生活(縁ノ雷斗) - カクヨム

包囲殲滅陣(足りない)

「敵の狙いは重歩兵による、中央突破です。

戦力差のある中央は安全第一で、やや引き気味で戦ってくれて構いません。

魔物の突進に持ちこたえてくれるだけで十分です。

しかしこちらの精鋭をそろえた左翼と右翼は絶対に負けられません。必ず撃破および突破を図って下さい!」

「了解した!」

中央が防戦でもちこたえている隙に、こちらの精鋭部隊の右翼と左翼が敵両翼を突破。

そのまま敵中央の真横と背後につき、包囲網を完成させる。

 包囲殲滅陣ほういせんめつじん。

これが、僕が描いた勝利の絵だった。

 戦型を整え、迎え撃つ準備を整える。

そして後方で情報収集の担当をしていた後方支援職が、戦況分析の声をあげる。

 「彼我の戦力差、出ました! 人間軍、およそ300。魔物軍、およそ5000!」

戦場の興奮と臨場感が思わず伝わってきますね。

でも、300人じゃあ魔物5000匹を囲めない。

いや、囲めるのか?

そんな包囲で大丈夫か?

最下位職から最強まで成り上がる~地道な努力はチートでした~

最下位職から最強まで成り上がる

上谷 圭/桑島 黎音 小学館 2017年09月20日
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肉食恐竜ハンター祭り

大型肉食恐竜型ハンターは、小型獣型ハンターに振り向いて大きく口を開けて吠える。

まるで獲物の邪魔するなと言われているようで、攻撃を止めて戸惑う小型獣型ハンター。

小型獣型ハンターは大型肉食恐竜型のハンターに牙を向けて威嚇したり、吠えて威嚇している。

大型肉食恐竜型ハンターはぶるぶると頭を振って小型獣型ハンターを片足で踏み潰す。

大型肉食恐竜型ハンターに踏み潰された小型獣型ハンターは頭を上げて吠え、頭が地面に突く。

小型獣型ハンターの紅い眼が点滅して消え、小型獣型ハンターからばちばちと火花が散っている。

大型肉食恐竜型ハンターがオレに襲い掛かろうとしている小型獣型ハンターを銜えて放り投げ、口の中の砲口が伸びてキャノン砲で小型獣型ハンターを撃つ。

小型獣型ハンターが空中で身体を起こすのも虚しく空中爆発する。

大型肉食恐竜型ハンターは尻尾で小型獣型ハンターを薙ぎ払い、口の中の砲口からキャノン砲で小型獣型ハンターを撃っている。

小型獣型ハンターが大型肉食恐竜型ハンターと戦っている。

なぞのテンポの良さ。

読めば読むほど癖になるなぞの語感の良さが魅力。

肉食恐竜型ハンターがゲシュタルト崩壊。

代名詞さん、出番ですよ。

ゾッ帝 パティシエ修行編

よっこらフォックス|5秒で落とした

三人が横一列に並び、ケミンの合図で歌がはじまった。

「「「よっこらふぉっくす こんこんこん♪」」」

可愛らしく精いっぱい明るい声で三人が歌い始める。

両手を前に伸ばし腰を落として上下に激しくシェイクしながら右に左に体を揺らす。

「「「尻尾をふりふり こんこんこん♪」」」

次は元気よく回転して背中を向け、腰に手をあて、しっぽを振りながら腰を振る。

「「「耳の先だけ くっろいぞ♪」」」

 しゃがんで狐耳に手を当て上目使い。

「「「尻尾の先は しっろいぞ♪」」」

 体を半身にして尻尾を手でもちあげ先を見せつけてくる。

「「「よっこらふぉっくす こんこんこん♪」」」

サビらしく冒頭と同じ振りだ。

「「「もふもふふかふか こんこんこん♪」」」

背中を向けて尻尾と腰を振る。

「「「こーーーーん♪」」」

最後は全員でおもいっきり飛び跳ね、心底楽しそうに叫ぶようにして終了。

その、なんというか、すっごく可愛い。もう可愛すぎて理性が飛びそうだ。

三人の可憐さをこれ以上ないほど引き立てている。クウの兄は天才かもしれない。

「ふぉ、ふぉっ」

ロレウが目を見開き、震えていた。

「ふぉっくすしたい!」

叫び声をあげて、突撃しようとする。

ふぉっくすって一体何をするつもりだ? よくわからないが、ユキノが危ない気がしたので襟首を掴んで引き寄せてから頸動脈をがっしり押さえて五秒で落とした。

是非ともアニメ化して欲しいよっこらフォックス。

フォックスしたい!!から五秒で落としたまでの流れもピカイチ。

この作者さん複数の作品を書籍化させた凄腕なんですけど、狐大好きみたいです。

エルフ転生からのチート建国記 

エルフ転生からのチート建国記(1)

月夜涙 双葉社 2015年07月30日
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キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!

互いに剣を構える。

「いくぞッ!」

「うむ」

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!

むっ、さすがは〈剣技・中級〉スキルだ。

巻き毛や小太りとは、剣速も重さも比べ物にならない。

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン!

赤髪が跳び退って間合いを取った。

「ど、どういうことだ!?」

「……?」

「何で〈剣技・中級〉スキルを持つ私と、《無職》の貴様が互角に斬り合っているのかと訊いているんだ!」 

キンキンキンキンキン!!

いいですよね、これ。

さっぱり読めて読後感もバッチシ。

バトルものや異能力もので通常は力を入れて描写する戦闘シーンを敢えてシンプルな表現にすることにより、主人公の異質さを際立たせております。

無職の英雄 ~別にスキルなんか要らなかったんだが~

無職の英雄(1)

九頭七尾/上田夢人 アース・スターエンターテイメント 2018年07月12日
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情報の売買が可能|それ、今言ったよね?

「売買には、物品や消耗品以外にも情報の売買が含まれています」

「情報の売買?」

「はい、情報の売買です」

受付嬢から香る仄かな香りに意識が逸れそうになるが、そうもしていられないだろう。

もしかすると空腹で注意力が散漫になっているのかも。

僕は努めて平静を装いながら質問する。

「具体的にはどういった情報を売買しているの?」

「具体的にですか……そうですねぇ、例えば薬草の生えている群生地の情報や、魔物の弱点といった情報でしょうか」

それは重要な情報だ。

情報は、生きていく上でもとても大切なものだ。情報を制する者は世界を制する。

「……なるほど、つまりはそういった情報を買い取ってもらうことも出来るということだね」

「っ……その通りです。情報の買い取りもギルドで行っています」

何故かドリーが驚いたような顔をした。

こっちを伺っていたであろう先輩冒険者や、他のギルド職員も驚いたような顔をしている。

僕はそんなに変な事を言っただろうか。

最初読んだときは何が起こっているのかさっぱり分かりませんでした。

読み返してみるとじわじわ効いてきます。

売買可能って説明したよね?

買取も当然可能だよ!!

水の理

知っているかい? 鉄は熱に弱いんだ。これ小学生レベルの知識だよ

鋼鉄に染まった身体でこちらに向かう誠也。その彼に僕は瓶を投げつけて、瓶に入っていた液体が彼の全身に降りかかる。

「なんだ……コレ?」

「皆、一斉に矢を放て」

僕の言葉に再び矢を放つゴブリン兵。だけど今度はその矢に火が付いていて、誠也の身体が炎に包まれる。

「火だろうと俺のスキルが破られ……がぁ……ぁ?」

炎の熱によって彼の鉄がドロドロに溶けていく、鉄が溶ければそこは元の身体に戻っていて。

誠也は地面に身体を叩きつけながら苦しそうな呻き声を上げる。

「あああぁぁあッ!? 熱い、熱い! がぁぁぁ!」

ずっと同じあるいは似たような単語を呟き続け、地面に転がる誠也。その打ち上げられた魚のような姿を見ながら僕は微笑むと。

「知っているかい? 鉄は熱に弱いんだ。これ小学生レベルの知識だよ」

鉄の融点は1,538℃!!火の温度は700-1400℃!!

きっと物理法則が違うんでしょうね。

魔法とかスキルがあってゴブリンがいる世界なんでそれでも全然おかしくありません。

でもツッコミたくなってしまいます。

状態異常は絶望です。

残念ながら俺は奴隷制度を認めてはいないんでな

「お、お前はリュシアか!! ぐおおおおお!! お前のような奴隷ごときが私をそんな目で見ていいと思ってるのかあああ!!! 許さんぞおおおおおお!!!! 貴様も、そこの男もだあ!!!!」

「ふん、何を言っている。勘違いするなよ。もうリュシアは奴隷じゃない。孤児院の大切な子供だ。手を出すことは俺が許さん」

俺がそう言うとリュシアがぎゅっと俺の腕にすがりつくのであった

「ば、馬鹿な!?そんな無法が通るものか!! そやつはゴレット様が購入した奴隷ではないか!!! 奴隷解除の手続きもしていない以上、法に照らせば明らかに我々が正しいのは明白なはずだ!!!」

そう必死にリイルが言い募ってくる。

だが、俺はあっさりと反論する。

「ふ、残念ながら俺は奴隷制度を認めてはいないんでな」

「・・・は?」

リイルはあまりに意外なことを言われたという風に間抜けな顔を晒した。「俺が認めない以上は、奴隷制度は無効だ」

「な、何を馬鹿な! 国が定めているのに・・・」

「国などより俺のほうが偉いのだから、俺がダメだと言えばその法律は無効だ。奴隷制度は認められない。だから、お前の主張も認められない。

「そ、そんな馬鹿な話があるものかあああああ!!!!」

「むしろ、お前が俺の法に抵触しているようだ」

「な、なに・・・!?」

「うちの孤児院の子供を危害を加えるような輩は、弱い者の痛みを知るために奴隷になることになっているんだよ。リイル、残念ながらお前は今日から奴隷になるんだ」

マサツグ様マジカッケーっす。

最初はちょっと苦手だったんですけど、読み進めていくと独特のケレン味や爽快感がたまりません。

振り切った作風は一時期のキン肉マンを彷彿とさせる勢いがあります。

まさかこの作品が書籍化してコミカライズまでされるとは思いもよりませんでした。

マサツグ様はちょっと刺激が強いダークヒーローなんで読むときはご注意ください。

異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件

異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件(1)

初枝れんげ/有池智実 竹書房 2018年12月17日
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皆さん! 俺はいじめをしてるわけじゃありませんよ!!

「ち、ちくしょう! 返せ! 返せよ! 俺の聖剣を返せ!!」

そう言ってミヤモトが泣きじゃくりながら俺に迫ってくる。

「いや、もちろん返すさ。ふう、まるで俺が弱い者イジメをしたみたいに思わるじゃないか。そうだ、ちゃんと説明しておこうじゃない。皆さん! 俺はいじめをしてるわけじゃありませんよ!!」

俺はそう言って周りにイジメではないと大声で説明をする。

「や、やめろよ! 俺はイジメなんて受けてる訳じゃねえ!い、いいから返せよ!」

「だからそう言ってるんだ。いじめなんて最低の行為を俺はしてる訳じゃないから。周りの人たちにも言っておかないと。皆さん! 断じて俺はミヤモト君をイジメて泣かせた訳ではありませんからね!」

「うわあ! やめろよおお!!」と俺を制止しようとしてくるミヤモト。

だが、俺は諦めずに「イジメではない」と念入りに宣伝する。

ふう、これくらいやっておけば勘違いはされないだろう。

マサツグ様マジやさしーっす。

マサツグ様の終生のライバルであるミヤモト。

彼の人生は挫折と再起の連続です。

どんな辛いことがあっても立ち上がり、マサツグ様の前に立ちふさがるその姿は正にライバル。

異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件

異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件

初枝れんげ/パルプピロシ TOブックス 2017年08月08日
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「あー痛い」「いてー」|阿鼻叫喚があがった

「全軍撃てー」

バーン、バーン、バーン

孫一の合図により、各鉄砲隊より一斉に発報が開始された。前衛である大高、五十目陣の武将たちは次々に倒れていく、伊達陣へも安東勢から発砲があったが、あまりにも静かな発砲であった。

「あー、痛い」

「いてー」

「肩を打ち抜かれた」

安東勢より、阿鼻叫喚があがった。

優しい世界。

危険な表現をマイルドにすることとリアルな描写はトレードオフです。

そのことを我々に教えてくれる作品です。

異戦政宗記

三勤務労働制ーなろうで働きかた改革ー

「三勤務労働制……という言葉は知っていますか」
「三勤務労働制? 何を言っている?」
ふむ、やはり知らんか。もっともそれは仕方のない話なのかもしれない。
この案は私が前の世界に居たときから抱いていた新しい制度だ。知らぬのも当然だろう。
「簡単に言いますと朝は奴隷が働きます。昼は貴族が働き夜は農民が働く、こうやって朝、昼、晩と位毎に仕事を分けるのです」
つまり、奴隷は朝だけ働けば良くて貴族は昼、農民は夜と働く時間を決めておくのだ。
こうする事によって皆が同じ時間分働く事ができ不公平がおきない。
短期間で集中して仕事もできるから作業能率も上がりゆっくりと休憩時間も取ることができる。
今までは奴隷と農民が一日中作業をやっていたから、疲労が溜まり仕事の成果が上がらなかったのだ。
そこに貴族が加わり、タイムシフトも取ることで相互扶助の関係を構築していくのだ。
その事に気づいた騎士達がざわめき始める。今までに無かった新しい発想だ当たり前と言えるだろう。
「なるほど、ずっと貴族は仕事をしていなかったからな。貴族も仕事をさせれば負担が減るって訳か」
「今までそんな発想考えたことも無かった。まさにこの政治体制の盲点を突いた政策って訳か」

圧倒的な平等感。

格差是正、労働時間短縮、生産性向上を同時になす圧倒的な働きかた改革。

日本の政治家も是非、なろう流のNAISEIを見ていただきたい。

きっと日本はもっと良い国になる。

・・・言っては何だが、技術も減ったくれも無いな

・・・言っては何だが、技術も減ったくれも無いな。

 焼き方は合ってるのだが、ただ火を通しただけで全体に熱が行き渡る様に回転をさせてないから半分の面が焦げかかってて、半分が生煮えだ。

 ご飯は流石に普通だが、肉は酷いもんだ。

 それを皆何も言わずに美味しそうに食べている

「あのー、少し聞くけど、いい?」

 俺はなるべく失礼のない話し方で言った。

「何かな?」と奥さん

「この肉の焼き方なんだけど、これは何処でもこのやり方?それともこの家だけ?」

「この焼き方も何も、他に如何焼けと言うの?」とリンナ

 どうやら、本当に分からないらしい。

「先ず、恐らくこの針の棒を指して竃に入れ込んだだけだと思うんだけど
竃の上に網か何かを置いてそこに人数分の肉を一旦置いて、程よく焼けたら裏にしてまた焼く。
 こうすれば両方に均等に熱が加わるんだけど?」

「・・・なるほど、考えた事も無かったわ。なら君が一度やって見せてくれない?奥さんはそれに付いて見て貰って方法とやり方を盗ませて貰ったらどう?」

肉を焼くのも技術がいるのです。

私たちが普段何気なくやっている肉をひっくり返すという動作。

これも人類の偉大なる諸先輩方が研鑽の末に編み出した匠の技なのでしょう。

なんでこの異世界人はやや喧嘩腰なんでしょうかね。

疾風戦術(戦場で素っ裸)

 「ふむ、ここは疾風戦術を取ろうと思う。みんな甲冑を脱ぎ捨ててくれ」

 「か、甲冑を……ですか?」

 私の言葉に兵士達は困惑の表情を浮かべる。それも無理からぬ事。
 常識的に言って甲冑は身を守るための道具。それを脱ぎ捨てるなど命を脱ぎ捨てるのと同じ。
 けれどもだ。鎧があろうと剣で貫通されれば死ぬし、身体の動きも重さによって鈍くなる。
 それなら鎧を脱いで俊敏性をあげた方が効率的だ。

 「おおっ! 身体が軽い。防具をつける前よりも軽くなっている気がする……!」

 「本当だ……一体どうして…………?」

 やはりか、と内心で思う。どうやら配給された甲冑の中には鉄粉が練り込まれており、普段よりも重くなっていたのだろう。
 だから甲冑を外すと重さになれた身体が普段の状態でも軽くなったように実感するのだ。
 それは錯覚現象ではあるのだが、兵士達の士気を上げるためにも話に勢いをつける。

 「忌まわしき鎧を脱ぎ去った今。もう君たちを縛るものは何もない、俊敏になったこの肉体を使い共に敵軍を倒そうではないかっ!」

 私にしては珍しく声を大きくする。それを聞いて兵士達の目に輝きが帯びてくる。

 「「おおおおおおおおおおっ!!」」

 勢いよく大地が揺れる。それは獣の声ではない兵士達の闘志溢れる心の咆哮だった。

兵は神速を尊ぶというという言葉があります。

これは現代のビジネスでも通用する言葉で、我々社畜は「拙速は巧遅に勝る」と先輩から教わるものです。

当然、なろうの中でもこの論理は通用するものであります。

この作品の主人公は重い甲冑を捨て去ることで、兵士の中にある内なる闘志を解き放ち最強の軍団を作り上げたのです。

危ないから良い子のみんなは真似しちゃダメですよ。

 

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