「就職活動と恋愛は似ている」という考え方

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 秋口になって就職活動を始めた学生さんがたまに耳にするフレーズ。

「就職活動と恋愛は似ている」

 セミナー講師の方や大学の先輩、どこかの会社のリクルーターによりそれとなくインプットされます。このフレーズを聞いた学生さんの反応は色とりどり。余裕という方もいれば恋愛したことがないからと不安を感じる人もいます。

 

 

就職活動と恋愛は似ている部分がある

 就職活動と恋愛はなぜ似ているかどうかですが、これはまあ、似てるところはあると思います。

 例えばお互いに条件があう相手を求めているところだったり、大手企業は高値の華でライバルが多かったり、といった具合です。エントリーシートなんてラブレターそのものだし、面接はデートで何回かやってオッケーだったらゴールインというのもそれっぽい。

 恋愛経験豊富な人は就職活動も上手くいくというのも納得です。就職活動とは相手に自分を知ってもらうことから始まります。その上で、多数いるライバルから一歩抜き出し、自分を売り込む必要があります。恋愛で培った口説きのテクニックは相手に自分を売り込むのに役立つでしょう。

 就職活動と恋愛は似ているところはあるし、恋愛テクニックは役に立つというのは社畜リクルーター的にも否定できない事実だと思います。

 

 

就職活動=恋愛では耐えられない

 それでもなんとなく納得できない部分があります。それは、就職活数の応募が同時進行であることです。

 あなたは100人単位と同時進行で恋愛する異性と付き合いますか?

 企業は多数の学生さんをふるいにかけ、自社の採用基準にあった学生さんを内々定、内定の名目でキープします。自分はその会社のことを第1に思っていても、相手にとって自分はたくさんいる候補の中の1人です。

 学生さんも同様に、たくさんの企業を受けるのが主流てす。ですがそのほとんどは撃沈します。あなたは短期間で10人以上の異性に振られて耐えられますか?

 こんなに悲しい恋愛はあんまりです。少なくとも、恋愛経験の少ないシャイボーイな学生さんには耐えられるとは思えません。精神衛生上、就職活動を恋愛に似ていると考えるのは危険だと考えます。

 むしろこの考え方を最初に思いついた人はあまりに無神経と言わざるを得ません。

 

 

就職活動は就職活動でいいじゃない

 お互いが相手を探しているとか、エントリーシートは恋文に近いとか、共通の部分はあるとしても、就職活動と恋愛は別物だとして考えたい。

 飽くまで似ているだけでそれは拡大解釈だといわれればその通りてすが。